【読書】マイケル ピルズベリー著【China 2049 秘密裏に遂行される「世界覇権100年戦略」】を読む
テレビ東京のある経済番組で紹介していた書籍が気になっていたので、購入してみました。
購入しただけでは終わらしません。しっかり読みます。
秘密裏に遂行される「世界覇権100年戦略
マイケル ピルズベリー著
内容を柔らかく言うと、「中国は、2049年までに世界を覇権しようとしてるから、皆さん注意してねー」という本です。
軽く言ってしまうと、説得力がないので、真面目に紹介します。引用ですが。
1990年代後半のクリントン政権時代、著者のマイケル・ピルズベリーは国防総省とCIAから、中国のアメリカを欺く能力と、それに該当する行動を調査せよと命じられた。著者は諜報機関の資料、未発表の書類、中国の反体制派や学者へのインタビュー、中国語で書かれた文献を基に、中国が隠していた秘密を調べ始めた。
やがて見えてきたのは、中国のタカ派が、北京の指導者を通じてアメリカの政策決定者を操作し、情報や軍事的、技術的、経済的支援を得てきたというシナリオだった。これらのタカ派は、毛沢東以降の指導者の耳に、ある計画を吹き込んだ。それは、「過去100年に及ぶ屈辱に復讐すべく、中国共産党革命100周年に当たる2049年までに、世界の経済・軍事・政治のリーダーの地位をアメリカから奪取する」というものだ。
この計画は「100年マラソン」と呼ばれるようになった。共産党の指導者は、アメリカとの関係が始まった時から、この計画を推し進めてきたのだ。そのゴールは復讐、つまり外国が中国に味わわせた過去の屈辱を「清算」することだった。
やがて見えてきたのは、中国のタカ派が、北京の指導者を通じてアメリカの政策決定者を操作し、情報や軍事的、技術的、経済的支援を得てきたというシナリオだった。これらのタカ派は、毛沢東以降の指導者の耳に、ある計画を吹き込んだ。それは、「過去100年に及ぶ屈辱に復讐すべく、中国共産党革命100周年に当たる2049年までに、世界の経済・軍事・政治のリーダーの地位をアメリカから奪取する」というものだ。
この計画は「100年マラソン」と呼ばれるようになった。共産党の指導者は、アメリカとの関係が始まった時から、この計画を推し進めてきたのだ。そのゴールは復讐、つまり外国が中国に味わわせた過去の屈辱を「清算」することだった。
今後の中国の行方に興味持っているから楽しく読めます。興味ない方は、全くも面白くないかもですね。
中国の幹部との接触を重ねたマイケル・ピルズベリー氏だからこその内容です。
また中国に近い沖縄だからこそ、読んで欲しいですね。
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