【自然災害】久高島の集落地にある「津波避難施設」を見に行ってみた!
「沖縄って地震少ないから津波なんて来ないよね~」
いやいやいや、震度1程度の地震なんて頻繁に起きてますし、過去に巨大津波がきたとい記録や言い伝えで残っています。1771年には、沖縄・石垣島を震源とするM7.4の地震が起き、大津波が来たという記録があり、その大津波の高さがなんと最大「85.4m」。石垣島の人口の48%が死亡・行方不明になったそうです。
また、私の祖母が話してくれましたが、言い伝えで沖縄本島にも巨大津波が来たことがあったそうです。研究結果から過去2100年に3回、大きな津波が沖縄を襲っているらしいです。
沖縄は小規模な地震がありますが、500年周期の大地震が起こるそうです(600~800年周期とも言われています)。いつかは分かりませんが、沖縄でM8の地震が起こることは確かです。沖縄は安全とは思わないで意識してほしいです。
沖縄は小さい島ですから、災害が起こったりしたらインフラが即停止です。本土からの救援も時間がかかります。
前置きが長くなりましたが、久高島に行った時に災害時についていろいろ考えてしまいました。
久高島には今年2月に「津波避難設備」が完成しました。
沖縄県によれば、最大17mの津波が襲う可能性があるとのことで、約21mの避難施設を建設しています。そこには300人が収容可能で、非常食も完備しているそうです。また、海外からの観光客のために多言語の案内板の設置もされていました。
久高島は老人の方が多いので非常に心配ですが、できるだけ集落地に建設した他、事前に避難訓練も実施しているようです。
500~800年周期ならまだ大丈夫だと感じるかもしれませんが、ここは地球です。常に環境が変化しています。自然災害はいつ起こるか分かりませんので、真剣に考える必要があります。もちろん家族と一緒に。
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